本日、オーストラリアの語学学校のスタッフより、2月25日現在のオーストラリア政府の対応について情報を教えていただきましたので共有いたします。
「オーストラリア政府、現段階では
今後中国以外の国の入国制限はしない方針 」
とのことです。
首相であるスコットモリソンの、今後の入国制限に関する発言の原文は以下のGuardian紙より
重要なのはウェブサイトの最下部、
下記の文言かと思います。
“The government has already twice extended a travel ban for Chinese foreign nationals coming to Australia, which is being reviewed on a weekly basis.
But Morrison said the government was not considering extending the ban to other countries where the virus was now affecting significant numbers of people.
“We have no advice from the medical experts to suggest that that should be done at this point,” he said.”
現段階で、日本を含み、
感染者が増えている国からの入国制限はしません
という内容となっています。
また、逆に日本国外から日本に戻る邦人に対しての対応です。
2月14日に日本国内で施行された「新型コロナウイルス感染症を検疫法第三十四条の感染症の種類として指定する等の政令」及び「検疫法施行令の一部を改正する政令」により,新型コロナウイルス感染症の病原体が国内に流入することを防止するため、検疫法で定められた以下の措置が,日本への入国時に実施する検疫において実施されます。
なお,本件措置は,疑似症患者及び無症状病原体保有者についても,新型コロナウイルスの患者とみなされる由です。
(1)隔離
検疫所長(検疫官)は,検疫において新型コロナウイルス感染症の患者を確認した場合,当該患者を隔離(感染症指定医療機関に入院を委託して実施)することができる。
(2)停留
検疫所長(検疫官)は,検疫において新型コロナウイルス感染症の病原体に感染したおそれのある者を確認した場合,当該感染したおそれのある者を停留(感染症指定医療機関等に入院を委託して実施、又は宿泊施設若しくは船舶内に収容して実施)することができる。
日本の感染者数の増加などにより状況は日々変化するものと思われますが、随時アップデートしていきたいと思います。