シドニーにあるTAFEにて、リメディアルマッサージコースを受講したTさんに、TAFEでの様子を伺いました
Q 学校での様子を聞かせてください
A 学校はとても大変です。笑
ペーパーワークがとても多い気がします。
テストのやり方もなかなかスパルタで例えば解剖学では人体模型が置かれているブースが教室に16か所くらい用意されていて、各ブース2分間の滞在が許され6問の質問に筆記で答えを書いていきます。
筋肉の名前や骨の部位名称を問われます。
50%の正解で試験パスになるので何とかなりましたが試験前はみんな緊張しました。
Q テストは頻繁にあるのですね?
A テストは2週間に1度は必ず何かしらの教科のテストがあります。
毎度毎度とにかくテスト範囲が広く途方に暮れます、笑
先生によっては落第者を出したくないのかテストに出題される問題をいくつか教えてくれる先生もいるのですが、全く教えてくれない先生もいて絶望的な気分になります。何とかどうにかギリギリの点数で乗り切りました。
Q クラスメイトの様子や雰囲気はどのような感じですか?
職業訓練校ということもありクラスメイトは年齢もバラバラで私でも中間くらい上は65歳の男性もいます。下はたぶん二十歳くらいです。
入学当初は30人前後いたクラスメイトもだんだん減り今は16人くらいです。
同じタームに始めたクラスメイトには、わたし以外留学生はおらず、幸い永住権を持った日本人の方が1人いらっしゃるのでわからないことはその方に聞いたりしながらなんとかやっています。
仕事、家族を持っている人も多いです。そんな事情も汲んでかテストで不合格になったり出席できなかったとしても再テストの機会があり救済してくれます。
Q クリニックでのマッサージ実習は、どんな感じですか?
A 付属のマッサージクリニックでの実習が週に1回あります。
時間が5pm~9pmまでの夜間です。
昼間に授業がある日に実習になった場合は、朝から晩まで学校にいることになります。
1回の実習で2~3人の患者さんをマッサージします。
患者さんは常連さんが多く生徒よりもマッサージに詳しいかもしれません。
終了後feedbackを一人一人に書いてもらいます。
患者さん一人につき必ず振り返りレポートを作成しなければならずこれがまた大変です。
Q これから留学する方に一言お願いします
A 大変なことがたくさんありますが、留学生の少ない環境で頑張っています。英語の勉強もしっかりして、あとは目指す道を進んでください
<留学カウンセラー うじたかおりからのコメント>
Tさんは、日本を出発してから、めきめきと英語力をつけられ、目標を持って勉強すると、成長が早いことを実感なさったのではないかと思っています。
留学中も、日本人の方のいない環境でも、しっかりと道に迷わず、がんばっていらっしゃる姿が印象的です。
リメディアルマッサージの知識と技術を身につけ、お母さまの経営するサロンで働きたいとおっしゃっていた出発前のキラキラした瞳は今も輝き続けていることでしょう。
常に前を向いて進んでいくTさんは、まだまだ進化を続けることでしょうね。
引き続き応援しています!