先日、ナチュロパシーコース受講予定のHさんより、
「高校では文系だったので、不安があります。日本にいる間にやっておくべき勉強はなんですか?」
とのご質問を受けました。
実は、こういったご質問よくあるので、先輩ナチュロパスのかなえさんにアドバイスをしていただきました。
うじた: かなえさん、これからオーストラリアでナチュロパシーを勉強しようとしている方からよく質問されるのですが、高校のころ文系だった方は、どのくらい生物や化学を勉強しておくべきでしょうか?
かなえ: そうですね。文系だった方がきちんと理解しておくべきことは、生化学なかでも有機化学ですね。有機化学とは、自然界に存在する有機化合物を学んでいきます。とても難しい分野なので、しっかりと日本語で理解しておくことをおススメします。
こちらがおススメの参考書です。
岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(1)」
岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(2)+有機化学(2)」
岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「無機化学+有機化学(1)」
うじた: なるほど。まずはしっかりと日本語で理解しておく必要があるのですね。
かなえ: そうですね。他にも、大学での勉強にあたって、身に着けておくべきテクニックがいくつかあります。
レポート(エッセイ・文章)の構成・書き方
プレゼンテーションのやり方(スライド作りも含めて)
タイムマネジメントの方法
大学においては、アサインメントの内容に対する採点も厳しいです。
参考文献の引用の句読点もマイナスの対象になりますし、構成や内容も採点が辛口です。基本ができていないと点数が取れないので、必ず勉強しておいた方が良いと思いますよ。
うじた: そうですね。社会人を経験している方たちや大学にて論文などを書いてこられた方にはこれらのテクニックはすでに身についている方も多いかと思いますが、高校を卒業後すぐに留学する方にとっては、スキルアップしておきたいテクニックですね。
かなえ: はい。授業についていくことができるだけの英語力を身に着けておくことももちろん大切なことですが、まずは基礎的なテクニックもきちんと身につけておくことが必要でしょう。
そこまで準備ができて、さらに余力がある場合は、英語力をしっかりと高めておけばなおよいですね。
うじた: そうですね。英語力の高め方については、こちらのページにもまとめてみました。かなえさん、貴重なアドバイスをありがとうございました。
★ナチュロパスかなえさんの体験談を聞くことができる、オンラインのナチュロパシー留学体験談をきく会のスケジュールはこちら*開催日によって内容が異なります
★より詳しくナチュロパシーコースについて知りたい方は、こちら
●ナチュロパス かなえさんご紹介●
河野加奈恵
ナチュロパス BHs(Nat)、Adv Dip Nat.
★ナチュロパスかなえさんの学生時代のブログ:http://kkanae.blog.fc2.com
★ナチュロパスかなえさんの公式ブログ:https://wholenessofnature.com
外資企業で14年働いていた間にストレスとプレッシャーで徐々に体調を崩し、その時に西洋医学の限界を身を以て感じ、心と体と精神のバランスの重要性に気づく。
薬に頼らずに自分自身で自分の体を治した後に、自分が考えていたことがそのまま学問になっていたナチュロパシーに出会い恋に落ち、迷わずキャリア変更を決意。その後、2年半の準備期間を経て、40歳を超えてから渡豪。
ACNTで、2015年にAdvanced Diploma of Naturopathy(注1)を取得し、2016年にBachelor of Health Science (Naturopathy)を取得。Advanced Diploma時代は、勉強をしながら2年間シドニーでヘルスフードショップでナチュロパスとして働きながら卒業。2015年からはプライベートプラクティスを開始し、また、引き続き、Bachelorの勉強を続けることを決意。2015年からはBachelor卒業までは、プライベートプラクティス、勉強、ヘルスフードショップのナチュロパスの仕事、の三足の草鞋を履いて過ごす。
Advanced Diploma of Naturopathyでは、2015年度卒業生で最優秀学生賞を取得。
2016年11月に帰国後、日本でプライベートプラクティスを開始。
Leave a Comment
//コメントフォームを読み込む