コロナの影響で、オーストラリアへの留学ができない状況が続いており多くの方が影響を受けていますが、もともと授業の一環として10週間のオーストラリア留学が組み込まれていたとある高校から、少しでも生徒さんたちに、「留学体験」に近い経験を積んでもらいたいとご相談がありました。
英語科の先生方はとても熱心に生徒さんたちの英語力向上のために考えてくださってるとても素敵な高校です。
もともと、国際コースの生徒さんたちは学校内でもEnglish Speakerの先生方から英語のみの授業を受けているので、英語ONLYの環境には慣れていらっしゃいます。
オンライン授業も体験済なのでスムーズに「オンライン留学」がスタートしました。
1クラス11名~12名にわけて、オーストラリア人の先生がついてくれます。
わたしもクラスに入れてもらって様子をみていたのですが、生徒の皆さんの独り言が聞こえてきたりしてなんとも微笑ましい。ぼそっと、「○〇って何て言うんだろう・・?」と一生懸命先生に伝えようとする様子や、うまく伝わらずに、「え・・・どうしたらいいんだろ?」などと困惑する様子も感じられます。
実は、高校の英語科の先生方は、この「伝わらなくて困る体験」もとても大切だと考えていらっしゃったので、ここは助け船を出さずにぐっと我慢。
生徒さんたちは、試行錯誤しながら、それでも最終的にきちんと伝えることができ、小さな達成をたくさん積むことができた1週間でした。
1週間の終わりには、英語での簡単なプレゼンテーションを一人一人が発表。
オーストラリアの先生方は、知らなかった日本のお正月の習慣を興味深く聞いてくれました。
このオンライン留学は、年明けも続きます!
最終的には大きなプレゼンテーションを仕上げる予定。なんとも楽しみです。
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